育ちの違いが

2005年8月18日
 さきの同級会の時のお話。
 出された料理の1つに、茹でたトウモロコシの輪切りがあったんですよ。
 他の人があまり食べないので、1人でガツガツ食べていたわけですが、仕事が一段落しててっちゃんが戻ってくるとトウモロコシを食べ始めました。

 1粒1粒取って食べているてっちゃん。
 トウモロコシの芯からは綺麗に粒や皮が取られておりました。

 それに対して私の食べたトウモロコシの芯の汚いこと…(いや、別にいいんですけどね)
 で、何でそんなに綺麗に食べるの?と友人につっこまれるてっちゃん。

いや、トウモロコシは綺麗に食べないと悪い気がしてさ。

 いやはや、さすがですな。育ちの違いを感じさせますね。

 てっちゃんは料理人の子。そして今は板前見習い。
 それに対して私は農家の孫。

 あ、農家を悪く言うつもりは全くないですよ。むしろ尊敬してます。

 何が言いたいかって言うと、料理人は食材を大事にするなってこと。
 料理人だと、お客さんに出した料理の食べ残しとかは気になることろなのでしょう。そうなると綺麗に食べられたトウモロコシは満足のいくものなのでしょう。
 そんなてっちゃんが食材への感謝なんかも兼ねて綺麗に食べるようになるのも納得です♪

 ただ、私だって粗野だからガツガツ食べてるわけじゃないです。
 …いや、まあ粗野なのは認めますが。

 農家の感覚では、茹でたトウモロコシってのは手塩にかけた農作物なわけですよ。
 で、トウモロコシに限らず、お茶請けや食後のデザートに自作の果物や野菜が出たりします。
 つまりは食べている姿をよく見るわけでして。
 1粒1粒丁寧にってのも嬉しいかもですが、嬉しそうに豪快にガツガツ食べてる姿を見るのが嬉しいのです♪

 人を見るのって、楽しいですよね。

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